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国も職種も越え“現場”でデザインする

2022/05/09

 

リコーのデザイン拠点は世界各地に存在します。
リコーヨーロッパのソフトウェア開発部署に所属し、欧州のデザイン開発を手掛ける山口紘史。過去には研究開発部署に所属するというデザイナーとしては異色の経歴を持ち、2020年からイギリスに駐在している山口に、海外での仕事や生活、これから挑戦したいことについて聞きました。
デザインの拠点紹介

学生時代の海外旅行の様子

開発現場とデザインの垣根を越える

―イギリス駐在までの経緯を教えてください。

学生の頃から海外への興味が強く、東ヨーロッパやインド、チベットなどを旅しました。どの国も刺激的で今でも海外への興味は尽きません。リコーに入社したのも、グローバルな事業展開が大きなポイントだったと思います。入社後は、複合機やスマートフォンアプリのUIデザインが中心でしたが、しばらくして研究開発部署への異動に自ら応募しました。
普段から、デザイナーと開発者がもっと一体となって製品を作れないかと考えていたんです。この頃から、独学ですがプログラミングも学び始めました。研究所での仕事は、クライアントであるお客様の元に足を運ぶこともあり、お客様から直接フィードバックを得て開発を進めることもありました。社内の開発者だけでなくお客様とも一体となりながら1つの製品を作る経験や感覚を今でも大切にしています。その後しばらくして、一度デザインセンターに戻り、新たな使命としてイギリス駐在の話をもらい、今に至ります。

海外拠点での仕事の様子

メンバーの共感を作っていく

―イギリスではどんな仕事をしていますか?

イギリスでも複合機のUIデザインが中心です。海外のプロジェクトメンバーは、オランダ、ドイツ、フランス、インドなど多国籍で多様です。仕事のやり方も様々なので相手に応じた臨機応変な提案を大切にしていますが、どんなメンバーにも喜ばれるのは動作モックアップです。お客様からの要望や会議で出た意見を、いち早く実際の製品に近い動きで体感できるモックアップにします。
従来は、様々な部署からの要求が企画化され、技術検討を経て、デザイン検討が始まりますが、これは、多くの時間を要したり、本来の要求が薄まってしまうリスクもあるんです。要求や意見を検討の場で即座に動くモックアップにすれば、デザイン以外のメンバーと共通のゴールや課題を共有でき調和して動き出すんです。検討の場で意見がどんどん出ますし、その場で改善してフィードバックを得ることもできます。「これを作りたい」という一体感がメンバーの間で生まれる瞬間は、とてもやりがいを感じますね。
日本にいた頃に学んだプログラミングスキルや開発者とのコミュニケーションの経験もとても役立っています。

開発環境の画面イメージ
モックアップの画面イメージ
公園にて

自分の意見をぶつけてなんぼ

―イギリスに来て自分自身に何か変化はありましたか?

生活環境が変わったことで今でも様々な刺激を得ていると感じます。日本ではなかなか見られない建物や、無料で入れる美術館も多いです。広くて綺麗な公園も多く、ノートPCを片手に公園で仕事をすることもあります。
変化といえば、休暇を思いっきり楽しむようになりました。欧州のメンバーはバケーションとして長い休暇を取ることが多いのですが、彼らから教わったのは「休暇中は仕事のことを忘れ、休暇を目一杯楽しむ」こと。そうすることで、毎回新鮮な気持ちで仕事にも取り組める。もちろんこれは、コロナ禍で仕事とプライベートの切り分けをより意識するようになった影響もあると思います。
また、仕事でも生活でも、自分の意見をしっかり伝えるようになったかもしれません。仕事では、デザイナーじゃなくてもデザインについて意見を言うメンバーもいますし、私も相手からデザイン以外のことについて意見を求められることがとても多いです。普段の生活でも、お互いの意見を出し合ってこそうまくコミュニケーションが取れているという感覚が強いですね。

職場でのディスカッションの様子

デザイナーが活躍できる場所はまだまだある

―将来挑戦したいことはありますか?

お客様に寄り添って新しい価値を提供し続けることがリコーのミッションです。日本に限らず世界規模で、デザイナーがお客様と接点を作ったり開発現場により近い環境でどんどん活躍できる余地が、まだまだあると思うんです。私が突破口になって、もっともっとデザイナーが海外で活躍できる環境と実績を作っていきたいですね。
海外の多様なプロジェクトやメンバーとのコミュニケーションを通して、デザイナーの能力がもっと多方面で活かせることを日々実感しています。デザイナーの活躍の場が広がり、やりがいも増え経験も積める、そんな良い流れを作りたいです。
また、リコーは、デジタルでお客様の業務の効率化や生産性向上を実現し、働く人がより付加価値の高い仕事に取り組むことを支援する会社へのシフトを提唱しました。私たち作り手側の価値創造はオフィスの机上ではなく、お客様先や開発の現場へ移行しているからこそ、いろいろな現場で自律的に活躍できるデザイナーが求められています。私もそれをどんどん実践していきたいと思います。

山口近影

山口 紘史

複合機やスマートフォンアプリのUI/UXを中心にデザインを手掛ける。2020年よりイギリスに駐在。リコーヨーロッパのソフトウェア開発部署に所属している。

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