2010/09/29
JIDA DESIGN MUSEUM SELECTION VOL.12 SELECTED
SELECTED PRODUCT
GXR
「全ての世界を撮り尽くせ」のコンセプトをもとに、コンパクトデジタルカメラの領域を広げるレンズ交換のできるカメラシステムとして、GXRが秘めている可能性や魅力を感じてもらうことができるデザインです。“表現者のための道具”として、カメラに求められる作法や手触りを大切に受け継ぎながら、新しいカメラシステムによって広がる表現力や可能性、今後の拡張性や発展性を取り入れたデザインを行ない、これからも続くデジタルカメラの進化を形にしようと考えました。
GOOD DESIGN AWARD
GXR
「全ての世界を撮り尽くせ」のコンセプトをもとに、コンパクトデジタルカメラの領域を広げるレンズ交換のできるカメラシステムとして、GXRが秘めている可能性や魅力を感じてもらうことができるデザインです。“表現者のための道具”として、カメラに求められる作法や手触りを大切に受け継ぎながら、新しいカメラシステムによって広がる表現力や可能性、今後の拡張性や発展性を取り入れたデザインを行ない、これからも続くデジタルカメラの進化を形にしようと考えました。
CX4
シリーズコンセプト「毎日持ち歩きたくなる道具」を継承し、アマチュアカメラマンだけでなく、毎日、カメラを使ってブログに掲載するような人が、愛着をもって長く使いたくなるデザインを目指しました。「新しさ」ではなく、「道具としての進化」のためにデザインした結果、見た目はシンプルですが、親指、手のひら、小指・薬指・中指のポジションのバランスがいい、バーグリップを採用しました。
G700
建築、土木、災害(火災、事故)などの「現場」で使われる道具として、どのような状況下でも確実に撮れるという安心感と使いやすさを目指してデザインしました。「現場カメラ」を作り続けている企業として現場の声を拾い上げ、一歩づつ着実に進化を重ね、より多くの期待に応えて行きたいと考えています。
IPSiO SP 3410
SOHOや店舗の窓口、接客カウンターなどの、サイドデスクやカウンターに置けるプリンター。限られたスペースでも身近に置いて効率的に業務ができるように、親しみやすいコンパクトな造形にしました。
imagio MP 6001GP
持続可能な循環型社会を目指し、「愛着がわき、長く使っていただけるデザイン」として使いやすく、長持ちするスタンダードなデザインやリサイクルを想定した分解性や洗浄性のすぐれた形状を採用しました。
Whiteboard Share iPhone app
ユーザーの期待・予測を超えた簡単さこそが真のシンプルな価値と考え、プロトタイプの検証をくり返し、類似のカメラアプリケーションよりも少ない最短4ステップで撮影・送信できることにこだわりました。ユーザー観察から導き出した「iPhone操作画面のスイートスポット(無意識でも押せるボタン位置)」に、色・サイズでメリハリをつけた最低限のボタンを配置しシンプルな操作感を目指しました。
iF PRODUCT DESIGN AWARD
GR DIGITAL III
「正統進化」というコンセプトで進化してきたGRシリーズ。
本機種ではレンズ、モニターなど主要デバイスの大幅な改良、進化、大型化を受けながら、前進機のレイアウト、フォルム、サイズに収めることに注力しました。
ユーザーの手に馴染み、使い慣れた道具として、それらを継承し、さらに完成度を高めました。
CX1
「毎日持ち歩きたくなる道具」をコンセプトに、コンパクトなボディに広角28mm〜望遠200mm光学7.1倍ワイドズームレンズを搭載しました。
カメラ愛好家がコンパクトカメラならではの手軽さと愛着を感じ、いつも持ち歩き、長く使いたくなるデザインを目指しました。「思いのままに、集中して撮れる」ように、ADJ.ボタンの形状や位置、操作感触にこだわりました。また、無駄のないミニマムな造形要素により機能的で本質的なカメラらしい洗練された道具感を表現しました。
CX2
「毎日持ち歩きたくなる道具」をコンセプトに、コンパクトなボディに広角28mm〜望遠300mm光学10.7倍ワイドズームレンズを搭載しました。
カメラ愛好家がコンパクトカメラならではの手軽さと愛着を感じ、いつも持ち歩き、長く使いたくなるデザインを目指しました。「新しさ」のためではなく、「道具としての進化」したデザイン。道具感を損なわずにグリップ性を向上するために、本体グリップ正面にローレットを採用しました。
DESIGNPREIS DEUTSCHLAND
NOMINEE
GX200
「表現者のための道具」をコンセプトに、一眼レフでは撮れない状況下でのスナップ写真など新しい写真の楽しみ方を提供。
写真表現の幅を広げるための多彩な機能を直感的に使いこなせるよう、操作ボタンの数や配置に気を配り、カメラを構えるという最も基本的な行為が正しく行えるよう、ボディサイズやグリップ形状に、こだわりを持ってデザインした。
NOMINEE
GR DIGITAL II
「正統進化」をコンセプトに、GRシリーズがこれからも“表現者のための道具”であり続けるために、使い込んで手に馴染んだ部分を残しつつ、より快適に写真撮影が行えるように細部の改良や新機能の追加を重ね、道具としての完成度を高めていくことが大切であると考えた。
むやみに新しくせず、大切なことは守り、進化させていく部分を見極めることも、「正統進化」と呼びたい良い商品作りに必要なことだと思う。